こんにちは、りーふです。
今日も今日とてモダン記事です。
先日、2026年5月18日付けで、モダンではこのような禁止改定が行われました。

「モダンホライゾン3」の発売以降、長らくモダン環境を定義付けていた≪火の怒りのタイタン、フレージ≫の禁止が発表されました。「ボロスエネルギー」「マルドゥエネルギー」「ジェスカイブリンク」「ジェスカイコントロール」など、とにかく赤と白であれば入れておけ、と言わんばかりに大車輪の活躍でしたが、しばらくは休止になりそうです。
トップ層だった「ボロスエネルギー」の改修案として、例えば≪イーオスのレインジャー長≫を採用して中盤のリソースを稼げるように変更していたり、
![(021)《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》[MH1] 白R](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/MH1/jn/ranger-captain_of_eos.png)
「脱出持ちのタイタンならまだいるだろ!!」という事で「マルドゥ」で≪死の飢えのタイタン、クロクサ≫を採用していたりと、
![(221)《死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hunger》[THB] 金R](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/THB/JP/NORMAL/jp0221.jpg)
これまでの禁止になってきたカードの後釜を皆が探しているような期間が続きそうです。
しかし、僕自身は「ボロスエネルギー」は、禁止になっていったのが赤のカードばかりだった事もあるし、元々強かった序盤のエネルギー基盤が白いカードばかりだった事もあり、
赤白と言いながらも結構白いデッキ、という印象がありました。
そんな中、禁止改定以降じわじわとシェアを伸ばしているエネルギー基盤のデッキがありました。
その実態は…
まさかの、
青。
●デッキの構成要素
①エネルギーからの刺客
②ブリンクからの刺客
③2つの効果を繋ぐ新勢力
④青白で出来る環境対策
①エネルギーからの刺客
![(029)《魂の導き手/Guide of Souls》[MH3] 白R](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/MH3/JP/jp_aa4a5edba2.jpg)
![(038)《オセロットの群れ/Ocelot Pride》[MH3] 白R](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/MH3/JP/jp_e058ba6a2c.jpg)
言い逃れ出来ないデザイナーズコンボ。
この2枚があれば全自動トークン供給と盤面強化、ライフゲインも相まっており、まさしく「揃ったら勝てる」のパワーは今も健在でしょう。
![(237)《ナカティルの最下層民、アジャニ/Ajani, Nacatl Pariah》/《ナカティルの報復者、アジャニ/Ajani, Nacatl Avenger》[MH3] 白R](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/MH3/JP/jp_fe50c137dc.jpg?d=224x310)
「ボロスエネルギー」であればここに≪ナカティルの最下層民、アジャニ≫も追加で相当屈強な序盤を構成していたのですが、今回は色基盤が青白という事で、この≪アジャニ≫は裏返ってもダメージが飛ぶ事はありません。デッキリストに赤を足して≪アジャニ≫が変身する強さを求めるか?という派生も生まれそうですが、現時点では大手は青白2色の構成です。
「脱出」を持った≪タイタン≫が禁止されていなかった影響がもっとも大きいのでしょうが、エネルギー基盤から3色構成に派生したデッキは、序盤に置いていく土地が非常にシビアでした。≪ショックランド≫を多投している事もあり、結構ゴリゴリライフを払っていた印象があります。それでも後から≪フレージ≫で返って来ていた分もあったため、なんやかんややれていましたが、今は禁止なので、3色にするメリットより土地が怪しくてショックインせざるを得ない⇒早いデッキに毎回不利、となりそうな印象…
②ブリンクからの刺客
![(072)《量子の謎かけ屋/Quantum Riddler》[EOE] 青R](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/EOE/jp_b3debb1fc3.webp)
![(032)《孤独/Solitude》[MH2] 白R](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/MH2/JP/00032.jpg)
![(040)《溌剌の牧羊犬、フィリア/Phelia, Exuberant Shepherd》[MH3] 白R](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/MH3/JP/jp_eb744ce0d6.jpg)
![(007)《儚い存在/Ephemerate》[MH1] 白C](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/MH1/jn/ephemerate.png)
≪量子の謎かけ屋≫の登場から相当強固な組み合わせになっている「ブリンク」基盤。
≪儚い存在≫を使用出来る事もあり、「ワープ」や「想起」のクリーチャーを即座に定着させる事が可能な点がとても優秀です。
自分のターンで撃って定着させてもよし、相手のターンの除去に合わせて撃ってフィズらせても良しと、とても便利。
≪孤独≫を使いまわしたり、≪フィリア≫がずっとアドを稼いだりと、数年前の「デスタク」を彷彿とさせる基盤です。
レガシーでも見かけたカードたちなので、モダンでもそりゃやれるでしょう。
③2つの効果を繋ぐ新勢力
このように、青白基盤で出来る強固なギミックを2つ詰め込んだだけでも協力ですが、昨今のスタンダードカードプールから、これら2つのギミックを繋ぐクリーチャーが存在します。しかも2種類。
エントリーナンバー1番!
ワープはリドラーだけじゃない!
スターフィールド・シェパード!!
![(037)《星原の番人/Starfield Shepherd》[EOE] 白U](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/EOE/jp_5810e0962f.webp)
ワープ2マナで平地のサーチか、1マナクリーチャーをサーチできる飛行クリーチャー。
効果は登場時効果なので、ブリンク要素で再発動出来るし、土地詰まりを予防する事も出来る。
サーチ対象はおおむねエネルギー基盤のカードたち。
エネルギー基盤から始めてもこいつがクリーチャーであるからエネルギーを獲得しながら後続を回収出来るし、
≪番人≫から始めてエネルギー基盤を求めても良し、場合によっては平地をサーチして3ターン目に≪リドラー+儚い存在≫で定着させても良し。
結構便利なカードが居たものですね。
エントリナンバー2番!
アンリコマン以外あんまり話題になってないストリクスヘイヴンの新ギミック!
スカイコーチ・コンダクター!!!!
![(067)《飛空バスの車掌/Skycoach Conductor》[SOS] 青R](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/SOS/jp_mVyDxyV1IM.webp)
瞬速で暇なターンに出しておくと、以降いつでも青1マナでブリンクを行える鳥。
上級クリーチャーであれば、後から再準備状態にする効果も内蔵していますが、このカードは一度きり。
でも≪フィリア≫でこいつをブリンクしたら準備が復活しつつ本体は3/4飛行の鳥……
ぇ、ナドゥ?

好みで入れて良さそうなカード。
≪護衛募集員≫
![(266)《護衛募集員/Recruiter of the Guard》[MH3] 白R](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/MH3/JP/jp_339de78621.jpg)

このデッキの採用候補のカードのほぼすべてをサーチ可能な便利カード。
これまたブリンクして使いまわせる。
バケモン。
④青白で出来る環境対策
vs「親和」
≪河童の砲手≫は何とかして打ち消し呪文で相手して、並べてあるアーティファクト、クリーチャーは≪空の怒り≫が処理。
![(049)《空の怒り/Wrath of the Skies》[MH3] 白R](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/MH3/JP/jp_a4ce2e2f48.jpg)
時間が長引くようにゲームを運べばアドバンテージの質はこちらの方が強いので耐えのゲーム。
vs「イゼット果敢」
≪孤独≫を当ててとにかくクリーチャー除去に徹する。
サイズの関係上、全員相手のデッキよりもサイズが小さいのでチャンプブロックになってしまう。

個人的にはここを意識して≪真昼の決闘≫が候補。
ただし赤マナはないため、張ったからには退かす手段、ナシ。
vs「リビングエンド」
1枚が2枚になっていくコンボデッキと捉えているので、こっちも2枚がかりで止めないといけない。
「続唱」の誘発効果に対して≪記憶への放逐≫できれば複製、ダメだったら続いてくる≪死せる生≫を打ち消し。
墓地を使うデッキなので≪安らかなる眠り≫とかでもいいかも。
![(746)《暴力的な突発/Violent Outburst》[J25] 金C](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/FDN/single/jp_57e2f5965d.jpg?d=224x310)
![(054)《記憶への放逐/Consign to Memory》[MH3] 青U](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/MH3/JP/jp_732b1d8d8c.jpg)

墓地を使うデッキであり、相手視点でも明らかに墓地対策をされる事は目に見えているので、相手も「対策の対策カード」を入れてきそう。こちらが青いデッキなので相手も≪神秘の論争≫入れてきて打ち合い合戦になるだろうし、アーティファクトエンチャントでの対策は新戦力≪憂愁≫でメインから見られてるし、偏ったカードタイプでの対策は≪活性の力≫で打ち抜かれるので≪封じ込める僧侶≫と散らして採用するのもアリ。
ただしその場合は自分のブリンク戦術が封じ込められる点も注意。
![(252)《幽愁/Wistfulness》[ECL] 金R](https://files.hareruyamtg.com/img/goods/L/ECL/jp_83dedfc769.webp)

↑実写版白雪姫の主演女優に似てる
エネルギー、ブリンク、少しのデスタクが組み合わされた強固なデッキ。
色の割にコントロールしきるというよりクリーチャー戦術でアドバンテージを取っていく構築。
ここまで書いておいてなんですが、自分でカードを持っている訳ではないため、持っている皆さん、是非研究してください。
≪フレージ≫が抜けてメインの除去手段が≪孤独≫であるため、相手のライフを詰めるのが早くないのが良くも悪くも特徴か。
エネルギー基盤で序盤のテンポを取っていたのに、中盤を≪孤独≫で弾いたらライフレースが詰められず、徐々にサイズで負け始めて気付いたら逆転…という事もありえそう。
≪リドラー≫を丁寧に使ってアドバンテージを放されないようにしたいですね。
赤の≪稲妻≫
緑の≪変異原生の成長≫
黒の≪残虐の執政官≫
などのように、ライフ計算が急に狂う事があまりない青白なので、コンバットは難しそう。
余裕のある方々、使ってみてください。
よければそれで僕の相手もしてください。
では、またどこかで。
